2025.11.20
ピアノ教室スタッカートです。
来年4月の発表会ですが、現在小学3年生ぐらいの生徒さんたちの選曲を初めています。
最近目立つのは、やはり流行りの曲が弾きたい♡!
楽しいですものね、そうですね、、、。
そこで少し考えないといけないポイントを綴ります。
流行りの歌は、あくまでも歌って良い気分になるもの。
それをピアノで弾くと、鍵盤の音が跳躍を繰り返します。
小さな生徒さんでは、遠くの鍵盤を行ったり来たりするのは大変ですね。
自分の思っているような曲に少し離れてしまうかもしれません。
『では、その曲はレッスンで練習する事にしましょう!』
幼児さんの場合は、レッスンで好きなフレーズだけを練習しまして、
発表会の曲は、弾きやすく、その小さな手に合った曲を決めていきます。
また、小学生になると、ポピュラー(主にアニメ曲)を弾きたい!これがいい!
という強い希望がある時は、その曲に決める事があります。
そこでポイントなのですが、
メロディを遅れずに弾く事。
リズムが一定になる事。
2点を注意して練習していきます。
左手の伴奏はどうしても簡単なものになりますが、
弾いている生徒さんは、とても楽しそうです。
その曲に自分の世界がありますので、修正が効かないこともあるのですが、
それでも、何度も何度も練習してくれます。
修正が効かない、、、というのは、力が入りすぎて、しなやかさが無いために、
弾き方を変える事が出来ない。
指導の難しさを感じるところです。
できる限り、本物に近づけて弾ける様に、
お伝えする言葉を工夫して、
時には身体を動かして拍を感じる練習をしたいと思っています。
クラッシックに付随するピアノ曲ですと、
小さな手の方に合う曲、
少し進んだ方にぴったりの曲、
小さいながらダイナミックに聞こえる曲、
豊富に揃っています。
どちらを選ぶかは、その方の強い意志なんですね。
発表会の決まり(私の中で)
ポピュラーを演奏した次の年の発表会では、
クラッシックを選んでもらう。
そう決めております。
ただ、映画音楽など、クラッシックに繋がる曲などは、もちろんオッケーとしています。
もし何かご要望がありましたら、お気軽にご相談下さい。
さあ、今日も午後からのレッスン、どうぞよろしくお願いします。