2025.07.10
ピアノ教室『スタッカート』です。
数年前になるでしょうか。
体験レッスンのお申込みがありました。
その際にお子さまに重度の学習障害がある、という連絡を受けました。
私はその分野の専門知識は勉強しておらず、その旨を伝えたところ、
Instagramで楽しそうな生徒さんを見て、一度でも体験をさせて欲しい、、との事でした。
もちろん私としてはお引き受けして、体験レッスンをさせて頂く予定といたしました。
私の勉強にもなりますのでと楽しみにお待ちしておりました。
その方は、元気なかわいい方でいらしゃいました。
音楽が好きで、お家では体を使って表現されているとの事だったと記憶しています。
意思疎通が難しく、その体験レッスンは、ご本人さまが好きなように過ごす事だけになってしまいました。
お母さまと様々なお話をお伺いしていますと、
不思議と明るく楽しい子育てに邁進されているように感じました。
結果的に入会をお引き受けする事にはなりませんでしたが、
笑いありの30分を共有する事ができました。
その中で、私が大変勉強になった事がございます。
学習を理解するのが困難の方々は、一つのことを継続する事は得意ですが、
それを止める、ストップする事が難しいとあります。
風船遊びをやめて、リボンで遊ぼうという時にするジェスチャー
両手を手のひらを上に向けて、指をつぼみの形にします。
その形のまま両手を下に10センチほど下げます。
これが終わりの合図だそうです。
支援学校では、まずこれを覚えるとのこと。
もちろん、そのお子さまもジェスチャーを見ると、今まで熱心に取り組んでいたことをスッとお終いになられました。
分かっているのですね。素晴
今でも忘れられない思い出となっています。
お元気でお過ごしかな?と、たまに思い返す事がございます。
その節はお力になれず、大変申し訳ありませんでした。
遠方より体験レッスンにお越しくださって、ご足労をおかけしました。
知識不足、準備不足、、、私の未熟さでお詫びいたします。
お健やかにお過ごしだと思い、またにあの日の事を思い出させて下さい。
沢山の方々にお会いできる喜びを、大切にしていたいと思います。
さて、本日も楽しみにお待ちしております。
今日はどんな事が起きるのでしょう。
胸が弾みます。
失礼します。