2025.07.04
ピアノ教室『スタッカート』です。
今年は過ぎてしまいましたが、梅雨の時期のお話です。
木製のピアノにとって、湿度はとても大敵となります。
弦が緩んだようになったり、鍵盤付近にはりつけてあるフェルトが膨張したり、、
不具合が毎年出てきます。
もちろん音にも影響がありますのでその都度、担当の調律師さんをお呼びして、ピアノを治して頂きます。
レッスン室には、除湿器を置いていますが、それだけでは足りないようです。
ピアノという楽器は、本当に贅沢な物なので。
アップライトピアノをお持ちのご家庭は、恵まれた環境のご家庭、とお思いになってください。
もちろん電子ピアノも電子機器ですので、湿度はあまり良くないと言われています。
お天気の良い日は、窓を開けて風を通して頂くと良いと思います。
ようやく、梅雨が過ぎたので心配はなくなりましたが、
気温差にも注意です。寒暖差。
、、、
こう考えると大変ですが、弾いていますと生きているピアノと感じる事が多く、
ピアノとお話しているように思えてなりません。
どんな楽器も大切に扱っていきたいですね。
週の終わりです。
皆さま、良い週末をお過ごしください。
本日も楽しみにお待ちしております。