2025.01.23
3歳からのピアノ・60歳からのピアノ
『スタッカート』です。
中学生以上の生徒さんに必ず指導する事。
お話します。
楽譜通りに弾く事は、十分にできる彼女彼らですので、これからは、
楽譜に描いていない、音と音の間の問題。
いわゆる小節と小節の間をどう繋げていくか。
一つのフレーズが終わった時、
次のフレーズを弾き始めるタイミングを
よく考えること。
ピアノ小品など、ドラマチックな曲の場合は特に気を使います。
よく曲の感じが変わる時がありますね。
そんな時。
自分の弾いた音が、ピアノから出て行き、部屋いっぱいに広がり、
天井にはね返り、
そして落ちていく、、、
落ちた音を感じたら、新しいメロディーを始めるように指導しています。
音が上へ行き、下に落ちると言うのは、想像でしか出来ません。
想像力が豊かに育つだろうとも思います。
拍を数えるのではなく、感覚的に捉えていく。
独奏する時に役に立つ感覚です。
これを小さなお子さまには、やはり無理があるようです。
きっちり、拍を数えるように弾いていきます。
しっかり出来る方は、少しの遊びの間をとる練習をします。
中学生以上と小学生の違いはここかな、、と感じます。
数学的ではない感覚ですね。
毎年ご成長される生徒さん達に、いつも感動して過ごしています。
幸せだなぁと感じます。
ありがとうございます♪
それでは、今日もどうぞよろしくお願いします。