2024.10.21
ピアノ教室スタッカートです。
①単にピアノの練習を全くしたくない
②ピアノの前に座るけど、全く分からなくて出来ない
③言われればやるけど、自分からはしない
ピアノ(楽器全般)の練習の悩みは、世界中のご家庭が抱えています。
①②③の問題。全て指導者側の責任だと、私は昔から感じています。
毎日でなくても良い、週に2〜3回いえ1〜2回、宿題を練習して頂くと、
ゆっくり成果が出てきます。
練習が難しい生徒さんは、短く切って、4小節だけを出しています。
ある時は2小節だけ、、など。
笑い話ではなく、この短さであれば絶対やってくれると信じています。
それでも出来ない時、、あります。
それはテキストが難しい、、
テキストが進むと、練習しないと全くできない。
本当はその瞬間だけ、別のテキストに変えた方が良いのですが、
生徒の皆さま、快く思われないのです。
その解決策は、沢山のバージョンで乗り越えて参りました。
難しくなったテキストは片手だけにする、
サブテキストを中心に進める、
テキストをお休みして、別の好きな1曲を練習していく、
ワークブックを中心に、音読み、聴音をやっていく、
続けていくと、必ずテキストが出来るようになります。
または、テキストでなく、好きな曲だけを練習するようになります。
ピアノのレッスンに通うのは、
練習がついてきます。
ただ、これからは、
どうもそうではなさそうです。
練習しなくても、鍵盤に触れて、その時だけを楽しむ、、
大人がダンスやエアロビ、テニスをするような感覚でしょうか。
ただ発表会は、無理かも知れませんね。
多様化していく、ピアノレッスン。
それでも可能性を追求していくのが、私たち指導者です。
精進して参りたいと思います。
週の始めです。
皆さま、元気で1週間をお過ごしなられますよう。
今週もどうぞよろしくお願いします。