2024.10.10
ピアノ教室スタッカートです。
本日はピアノ曲の中でたまに出てくる『舟歌』について。
ブルグミュラー25曲集の後半にある曲です。
これはフラット♭(黒鍵)が3つ付いていて子ども達は、これを苦労しながら楽譜を読んでいきます。
昔、私が子ども時代に練習した楽譜には、先生の注意書きがたくさん、
そして、1ヶ月ちょっとも合格しなかった記しがバッチリあります、、、苦笑
舟歌は、少し大人っぽいイメージがあり、子ども時代にはピンときませんでした。
船歌は、多くの作曲家が好んで作っています。
ブルグミュラー、ショパン、リストもその1人。
文字通り、船遊びを題材にしています。
特徴として、
6/8(8分の6拍子)で書かれています。
1小節の中に、6つの音が入ります。
イメージとして、1フレーズの中に、小さな波か沢山詰まっている感じです。
そして、主題A〜B〜A〜コーダ
この形式をとります。
今でいうと、Aメロ〜Bメロ〜Aメロ〜Cメロ
という事になります。
となると、型式が決まっているのが、クラッシックとも言えるでしょうね。
子ども時代に感じなかった、赴き深い舟歌。
感傷やもの悲しさを感じる曲たちです。
どこかで聴くことがありましたら、どうぞその世界に浸ってお楽しみ下さい。
昨日に続き、マメ知識でした。
ありがとうございました。失礼します。