2024.08.19
ピアノ教室『スタッカート』うえひろです。
3日間、投稿をお休みしておりました。
さて本日は、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルについて。
一般の方が考えるクラッシック音楽の中では、
現代に近いというラヴェル。亡くなったのも1938年なんです。
流れを分かりやすく言えば、
モーツァルト→ ベートーヴェン→ ショパン→ ドビュッシー→ ラヴェル
(年代ごとに曲想が進化していきます)
皆さまがよくご存知のラヴェルの曲とは。
バレエ音楽『ボレロ』ですね。
タンタタタ、タンタタタ、タン、タタタタタタタタタ、、、、
オーケストラで演奏され、パーカッション(小太鼓・ドラム)の有名なリズムを刻む曲です。
この時のドラマーの方は、どのようにして曲の終わりまで、精神統一されているのか、、
お伺いしたくなります。
ラヴェルはピアノ曲も作っています。
有名なものは、『水の戯れ』
とても難解な曲です。たまに上級のピアノ100選などの曲集に入っています。
音が絶え間なく降ってくる感じと、風に流れるように上に下に遠くなったり近くなったり、、、
そんな気持ちにさせる曲です。
ピアノ愛好家の方たちは、この順で目指していかれるようです。
ショパン/幻想即興曲→ リスト/ 愛の夢→ ショパン/英雄ポロネーズ→ リスト/カンパネラ→ ラヴェル/水の戯れ
曲によりその方の向き不向きがあるので、順番は変わるとも思います。
すべて上級者で、カンパネラと水の戯れは、私はお話しただけで息切れしそうになります、、!
肩と腕が丈夫でないと最後まで演奏出来ないと言われた事があります。
ただ私が特に思うこと。
どのレベルの方でも、ほんの少しだけ、経験として弾いてみると良いと思います。
1段だけ、1ページだけ、、そんな感じで。
グレードの高い曲が、どのように作られているのか、、
弾いてみないと分かりませんものね、、
でも生徒さんはご自分から言えないようです。
レッスンで憧れの曲は何?、、
と聞いてみたいと思っています。
お返事が帰ってくるのを心待ちにしています。
今週もどうぞよろしくお願いします。