2024.07.11
ピアノ教室『スタッカート』うえひろです。
先日、恩師のレッスンを受けに心ばかりの手土産を持ち、伺いました。
先生は、ご家族もいらっしゃいますが、すぐ隣のお宅には、お若い時から公私にわたり支え合って来られた方がいらっしゃいます。
私も子どもの時に大変お世話になった方です。
ご高齢になられていますので、この数年はお顔も拝見する事なく、先生からのお話を聞くだけに留めておりました。
手土産には、夏の暑い時に喉越しのよい、水羊羹を。
冷やしてもそのまでも食べやすいのが、ベストだと考えてお待ちしました。
その傍には、先日我が家に届いた採れたてのアスパラガスを添えて。
採れたてだけあって、柔らかく味がしっかりしています。
新聞紙に大切に包み、お渡しをしました。
実は、このレッスンで恩師のレッスンは最後となります。
『年齢もありますし、自分が倒れた時にこのピアノが残されては、天国にいけませんので、、』
と恩師の言葉。
その立派なグランドピアノは、人手に渡る事まで決まっているそうです。
ピアノ教室を閉鎖されるとのこと。
先生のお気持ちを考えると、言葉が出てきませんでした。
本当はとても寂しいです、、、
私はそのお話を少々引きずって数日を過ごしました。
とはいえ、レッスンでは沢山のお話をして、心穏やかに時間を過ごし、
ピアノがなくとも、またお話をしにお伺いする事を約束いたしました。嬉
水羊羹は、同じものを自分用に数個買いましたので、それを食べながら想いにふけっておりました。
私もその瞬間が来るのだろうか、、と少し考えたお話でした。
今日は、夜の投稿になりました。
雨も大変でしたね。
ありがとうございました!