2024.01.26
春日原うえひろピアノ教室です。
引き続き、私の昔のお話です。
新しい先生になり、それまでのテキストを辞め、指の落とし方を練習する毎日。
その内容は、さまざまな要素を入れた練習法でした。
簡単に記します。
A.鍵盤の水平に対して、指は垂直に立てる。(2・3・4番指)
その時の第1関節は必ず骨をだして、凹まないようにする。
B.1番の親指は、指の横で鍵盤を押す
その時の親指の付け根と人差し指2番の付け根は、大きな丸、円が出来るように、何かを掴んだような形を保つ。
C.5番の小指は、第1関節と第3関節の骨がぽっこりと出るように、手の力を抜く。
これが1番難しい練習です。ここで約半年が過ぎたかもしれません。
D.手の第3関節は、全て骨が出るように、手の力を抜き、指先だけで腕と手の重みを支えます。
E.鍵盤を押す場所は、2.3.4番は横1直線に並ぶようにする
指の長さによって、丸める指、少し伸ばす指と調整が必要
これに注意をして、ド〜ソを押していきます。
このように書くと読むのも面倒くさく感じますね。失礼しました。
ご興味のない方は、深く読み込まずにお願いします。
多くの注意点を頭に入れて、小学校の授業中に、コツンコツンと机に指を当てる毎日を過ごします。謝
なんと迷惑な生徒だったろうにと、今になり反省しています。
何せ早くこの練習を突破して、元のテキストに戻る事を夢見ていましたので、
必死に必死に練習をしていたのを、強く覚えています。
ボールを握っているような形に自然になる頃は、もう2学期になっていたと記憶しています。
授業中の練習の成果なのか、それから初級用のテキストに進みました。
もちろん、今まで通り、1本1本の指の形に注意しながら、
力を抜いて、1音を押している指先だけて、腕の重みを支えます。
初級テキストに進めた事、そしてこのテキストを早く終了することにだけ集中しながら、
学校の勉強はそこそこに過ごしていました。
さて、このテキストが終わりどうしたのか。
また後日、経験談を綴らせていただきます。
本日も大変失礼いたしました。
ご興味がある方は、お知らせ下さい。
ありがとうございました。