2024.01.25
春日原うえひろピアノ教室です。
24節気のうちの1つ、『大寒』
文字通り、とても寒い意味を持つ季節です。
今年は、1月20日土曜日から大寒に入っています。
合図を受けたかのように、北から寒冷前線が降りて来ました。
九州しか知らない私には、凍りつくようなこの空気には慣れません。
合う人々には、皆同じ言葉を口にします。
『寒いですね。』
お互いに確認し合うような、厳しさを分かち合いたい気持ちなのか、
この2、3日で何度言った事でしょうか。
24節気は、立春から始まり、この大寒で終わります。
まさにこの季節で一年を終えるのです。
しかし寒さが増す時期ですが、昔からその恵みは多くの物に影響します。
寒仕込み、というもの。
この時期は1年で最も水が清らかになると知られて、数々の食物を作る時に、使われています。
お醤油、お味噌の寒仕込みは、当然ですが、
寒卵や寒海苔も質の良い物ができるとのこと。
厳しい寒さは腐敗を防ぎ、雑菌の混ざらない水を生み出します。
それで良い物が生まれるのですね。
こう考えると、私たちも寒さに耐える事が出来そうですね。
日本を包んだこの寒さ。
能登半島地震の方々の寒さを考えると、申し訳ない気持ちもあります。
漆器が好きな友人は、輪島塗りのお椀を職人の方の励みになればと、追加注文したとのこと。
製品は何年後でも構わないと、約束をしたそうです。
それぞれのやり方で応援する事が出来るようになって、私たちも心を落ち着かせれるようになりました。
別の友人もふるさと納税を日頃より沢山したと。
私も同じようにほんの少しですが、調べている最中です。
本日はお天気良くなりましたが、まだ寒さは厳しいですね。
暖かくしてお待ちしています。
失礼します。