2023.10.20
春日原うえひろピアノ教室です。
発表会の選曲の時期に来ています。
中学生、高校生、大学生は夏頃から練習を始めています。
進めていく中で教師として1番気をつける事があります。
発表会当日、その子が失敗しないように、傷つかないように進める事です。
たまに、私が生徒に言う言葉。
『今の時点でこれだけしか弾けていないのであれば、もう1年見送った方が良い』
と率直に伝えます。
本番で驚くほど思うように弾けなくて、泣いている姿を見たくないのです。
この場合は、ギリギリで出来上がった事が多くあります。
弾き込みが足りないのですね。
しっかり弾き込んで、曲の構成を理解していれば、少し失敗してもすぐに立て直しはできます。
来年に回すという相談は余裕を持って少し早い段階で伝えるようにしています。
しかし、ほとんどの方が、私の心配をよそに、そのまま練習を継続されます。驚!
そして、1ヶ月前のラストスパートでは、概ね出来上がっています、、、、驚!
どれだけの練習時間をかけたのだろう、、。
私だったら、とても体力がかなわない、、。
と思う事もあります。
多分、私の老婆心だったのでしょうね。大変申し訳ありませんでした。
出来上がっていく度に、生き生きとしてくる若い生徒さん。
これが、若さのパワーなんですねぇ。
ラストスパートのころの私は、絶対に成功させる!という信念でいつも進める事になっています。
毎年、色々なストーリーが繰り返されます。落ち着いて、対処していこうと考えています。
さぁ今日も楽しく、生徒たちと練習をしたいと思います。ありがとうございました。