2023.10.19
春日原うえひろピアノ教室です。
楽譜に音の名前を記入する。やりたくなりますね〜。分かります。
書いた方が弾きやすいです。私もそう思います。
これは、やって良い時とそうでない時があるのです。
では、
やらない方が良い場合。それは、習い立てや初級〜中級前半の方です。
この頃は楽譜の勉強も含まれています。何度も間違えても良いので、音符をしっかり見て欲しいと思います。
やって良い時は、
初見の時に無理なくスムーズに弾ける人です。
そしてその楽譜がとても複雑である時は、その音だけ記入します。
それでは音を記入しない方が良いのは何故か。
それは、音の位置が分からなくなってしまうからです。
『ど』といっても、どこの『ど』なのか、沢山のドがありますね。
間違えるとメロディーが変わってしまいますね。
カタカナで書いてしまうと、音符の黒い丸、または白い丸を全く見ないようになりますので、譜読みの力は無くなります。
出来るだけ、記入しないように進めています。
ただこれは、子どもに当てはまる事で、大人になって初めてピアノを弾く方は、記入してもらいます。
ここが子どもと大人の違いにもなります。
現在私の教室に通って頂いている大人の生徒さんは、半分の方が書いていらっしゃらないようです。
スラスラ読めるようになってくると、書く方が面倒になるようです。嬉
あくまでも癒しで弾く方は、ストレス無いやり方で弾いてもらっています。
譜読みは、頭の体操に大いに役立つ作業と言われますので、子どもたちには、間違えても沢山読んでもらいたいと思っています。
今回は、良く質問される、音の名前を書いていいの?でした。
本日も楽しくレッスンを進めて参ります。
お待ちしています。ありがとうございます♪