2023.09.26
春日原うえひろピアノ教室です。
日常生活をしていて、ふと、、、思い出す事があります。
ある時、いつものようにレッスンをしていました。確か年中さんだったMちゃん、
テキストを一緒に弾いていたら、、、そうです、熱心に弾いていたんです。
突如、弾くのを辞めて、私に、
『ねぇねぇ、、バケツ持ったことある?』
んー、、、、。どうしたのかな?急に、、、。
多分、幼稚園でバケツを持ったのでしょう。
これは、答えた方が良いのか、ピアノを弾き続けた方が良いのか。
もし弾いたとしても、集中力はこの瞬間無くなっているので、しっかり弾くことはできないかもしれない、、と思いました。
『Mちゃんはあるのかな?どうだった?バケツって。』
『あるよ、あのね、両手でギュッてやって、こことここを持つの』
Mちゃんは、どうやら幼稚園でバケツの持ち方を習ったようです。
中にはお水が入っていたと、、、
バケツの事をピアノを弾いていて思い出したんですね。
『そうだったのね〜。上手に持てましたか?バケツ』
『うん、もてたよ!』
記憶では、何度か会話をして、気持ちよくまたピアノへ向かってくれたと思います。
彼女はモンテッソーリー教育の幼稚園へ通っていましたので、お仕事として重いバケツを持つ練習をしたのでしょうね。
幼児さんだったら、問題ないですよね。やっぱり印象的な事は人に伝えたい。
それを上手に伝える事が出来るか、、
色々な言葉を使って、文章にして伝える。
これも脳を鍛える事かもしれません。大いにお話ししてほしいと思います。
でもピアノもしましょうね。
Mちゃんは、その後頭脳明晰なお嬢さまになられ、社会人として大きなお仕事をされる方になられました。
いいんですね、突発的に話出しても、、、。
可愛いエピソード、バケツのお話でした。
今日も意欲的にレッスンに向かいたいと思います。どうぞよろしくお願いします。