2023.08.11
春日市(福岡)うえひろピアノ教室です。
曲の表現に欠かせない、強弱記号のお話です。
演奏中、次第に強くという意味のクレッシェンド。
逆に次第に弱くという意味のデクレシェンド。
子どもたちにはとても難しいものなのです。
すぐに強くなってしまう。徐々に、、、という事を表現するには、指の細かな操作が必要になります。
2小節にわたってクレッシェンドにならず1小節で完了してしまう、、
または徐々にではなく、すぐに強くなってしまう。
瞬発力のある元気なお子さまは、特になりがちです、、、、なんだか、すみません。
少しずつ調節していく、、、大抵の子どもたちは不得意です。
デクレシェンドも同じ。徐々に弱く、少しづつ弱く、次第に弱く。
やはり皆さん急に弱くなります。
レッスン室のピアノで、指をどのくらいの力で鍵盤を下げるとよいのかを、何回も試してみます。
アコースティックピアノは、鍵盤をとてもゆっくり押すと音が出ない仕組みですので、その加減が難しいのです。
どれくらいの速度でクレッシェンド、デクレシェンドするのか。
どう弾くと良いのかを一緒に考えていくのは、とても楽しいものです。
知識として、、、、小節が多いものほど、上級の曲になっていきます。
8〜10小節に渡り、クレッシェンド、デクレシェンドなどは、注意深く演奏します。
自分の音をしっかり聞きながら。
楽しいですね。表現の勉強は、やっていて満ち足りていきます。
その楽しさを、お伝えできたらと考えています。
今日は祝日、皆さまどうぞお怪我なくお過ごしください。