2023.08.10
春日原(福岡)うえひろピアノ教室です。
ピアノのペダルは、子どもたちは大好きです。
レッスン中でも気になって仕方がないご様子です。弾きながらそっと足が伸びているのを時折り見かけます。笑
おかしいですね。可愛いものです。先生に分からないように押したいんですね。
足踏み台があるのに、その隙間に足を入れ込んでどうにか押せないか、、、悪戦苦闘です。
もちろんその間、手は動いていません。
途中で止まってしまいます。
そんな時は、『ペダル、押したいんだね。ではどうぞ』
と言って、先に思う存分ペダルを押してもらうことにしています。
好きなだけ、ずっと、、ずっと。
自分で手を動かしたり、私が音を出したり。
年齢的に出来そうな時は正式なペダリングもお話いたします。
『もういいよ、先生、、』
という言葉が出るまで。
思いっきりさせてあげる。こんな物なんだ!と疑問が無くなるまで、お付き合いしようと思っています。
テキストはできない事がありますが、いつかはペダルを踏むことになりますので、遊びではなく予習ですね。
さてペダルは、アップライトピアノ、電子ピアノの場合は、3つあります。
右から『ダンパーペダル。』音を繋ぐ事ができたり、伸びやかな強い音を出す時に使います。
真ん中、アップライトピアノは『弱音ペダル』(マフラーペダルともいう)です。弱い音で弾く時に使います。ペダルを横にスライドして固定できます。長い時間弱音で弾く事が出来ます。
真ん中、グランドピアノは『ソステヌートペダル』同時に押した音だけ、音を継続して出す事ができます。主に上級クラスの曲に使います。
左端、『ソフトペダル』優しく弱音になるペダル。PPピアニシモを弾く時に押します。このペダル、アップライトではほとんど聞き分けが出来ない生徒さんが多いです。耳を良く傾ける必要があります。
キーボードの場合は付属の足踏みペダルをつけます。その場合はペダルは1つが多いようです。ダンパーペダルだと思います。
それぞれ演奏で必要なペダルです。ペダリングが大好きな生徒さん、あまり好きでない生徒さん、
どちらにしても、必ず勉強する事です。
憧れのペダルを踏む曲!を目指して、お勉強していきたいと思います。
本日もお読みくださりありがとうございました😊