2023.08.03
春日市うえひろピアノ教室です。
どうしても他の子と比べてしまう、、、
愛してやまない自分の子どもですから、いつでも一番であってほしい。
そう思うのは当然だと思います。その気持ちが間違っているとは思いません。
ただそれを子どもに、分からないようにして頂きたいと感じます。
『お友達はテキストの進みが速いから、もっと練習しなさい、、、』
どうか胸の中にしまっておいて頂きたいと思います。とても苦しいですね。
進んでいるお友達に追いつきたい。だから練習する、、これは本人が考えることです。
周りから言われて必死で練習するのも、ある意味良いと思います。
でもその練習は長続きしない事が多いのです。
また気になる発表会。『またお友達から離されていく。曲はどうなるのだろう。』
発表会の選曲は大事ですよね。とにかく良い曲を弾いてほしい。
とても分かります。
これは出来れば私に一任して頂きたいと感じています。1番輝く曲を探していこうと思っています。
発表会ですごい曲を弾くから、必ず素晴らしい腕前かというと、、、
そういう時もありますが、
『一つの教育として時期は早いがやってみる価値がある』
という事もあります。発表会の選曲に関しては、別の機会にお話いたします。
『どうして出来ないの?これくらい何故できない?』
思わず言ってしまうこの言葉。
ある先生が言われました。これは何でも器用に出来るお母さん(お父さん)が良く思う言葉と。
自分ができる事が子どもにできないと、腹が立つ。分かります。私がそうでした。泣
ただ、それを口に出すと残念ながら良くない結果が待っています。
個性がある、とはこの事ですね。
例えばお花。スミレに生まれてきたのに、ヒマワリにはなれない。ヒマワリに生まれたのに、バラにはなれない、、
かわいい子どもたち。皆さん才能はどこかにあります。
大人はそれを探してあげましょう。
このブログを見ている方にいらっしゃるか、分かりませんが、
器用に何でもこなせるお母さんお父さん。羨ましい限りですが、肩の荷を1つだけ下ろしてみましょう。
大きな口を叩きまして、大変失礼しました。お許しくださいください。
では、今日もよろしくお願いいたします。