2023.07.13
春日原うえひろピアノ教室です。
SNSで知り合いになった、あるピアノ教室の先生。勉強熱心で、ご自分のメソッドを確立。教材を販売されるまでになられた、研究熱心な先生です。
最近の研究課題としては、母と子どもの関係。
私は耳が痛くなります。私だけでなく子育てに自信があるお母さんはいらっしゃらないでしよう。
何が正解なのか、、、今でもわかりません。
詳しくは綴りませんが、ひとつ知識としてお伝えしたい事。
『過保護』と『過干渉』は違うという事。
、、、、、。ふむふむ。
どちらも、ついつい手が出て、口が出て、、よくある事ですね。
違いは、『過保護』とは、子どもを必要以上に甘やかしたり、要望を叶えすぎてしまったりすること。
例)本人が望んでないのに、塾を勝手に決めたり、テスト勉強のスケジュールを決めたりする事です。
『過干渉』とは、過保護と似ているが子どもが望んでいない事を良かれと思ってやりすぎてしまう事。
例)自力で行ける距離なのに、塾や駅までの送り迎えをすること。
、、、、
私はどちらも、経験があります。反省、、。泣
過保護と過干渉は、後者のほうが毒性が強いそうで、子どもが成人してもお互いに求め合う事になるそうです。
うーん、、、、困。
例を見ると、どちらも確かに経験ある事です。ただやり過ぎてしまう事は良くないと実感しています。
以前のレッスンのお話ですが、小学6年生までレッスンにお母さんと一緒に入っていらっしゃった生徒さん。
中学生になって、1人でレッスンが受けられなくなってしまいました。涙が出ちゃうんです。
かわいそうに。
学校はもちろんお一人で行けるんですが、もう7年も一緒にレッスンをしていたのですから、違う環境に慣れず、、、、、。
その後レッスンをお辞めになられました。お互いに悲しみを分かち合い、希望に向かってがんばろうね、と確かめ合いました。
それから彼女は、高校生になり活発なお嬢様になられたとか。
目立つ事が大好きでダンスや歌を楽しんでいるとか。もう大学生になられています。
彼女は幼稚園の時に、一度だけ、レッスンにお母さんは入らないで!と懇願した事があります。
そんな事もあったな、と今思い出しています。
それからというもの私の教室では、基本的に年齢に関係なく1人でレッスンを受けます。
ただ現実的でない時はお母さんと入室はオッケーです。
少なくとも小学2年生では、1人で受けましょう。としています。
過保護と過干渉。やり過ぎると良くない。
肝に銘じて、子育てを楽しみたいものです。
難しいですね、、、。いちいち考えないといけない、、。大変です。
ご覧頂きありがとうございました。