2023.06.30
福岡:うえひろピアノ教室です。
『アラベスク第1番』『亜麻色の乙女』『月の光』これらは、フランスの作曲家ドビュッシーの作品です。
教室の発表会でも、中学生ぐらいの生徒さんが演奏される事の多い曲です。
とにかく、長いペダリング(ペダルを沢山使う)が特徴ですので、響きがよく、形になりやすいのが良いところ。
でも彼の曲は、ベートーヴェンのように最後まで盛り上がらない、、、どんどんクレッシェンドしているのに、途中で弱くなってしまう。
捕まえられるかと思うと消えてしまう、、、
そんな感じを受けます。
才能を認められたドビュッシーは、10歳の若さでパリの音楽学院に入学。
それからは音楽界で花開いていきます。印象派主義の音楽の創始者とされています。
調べてみると、やはり異端児。学生の頃からはプレイボーイで有名です。泣いた女性は数知れず。自殺未遂まで導いてしまった事もあるようです。
大変な人物ですね〜。
彼が活躍した時代は、ちょうど今、NHKの朝ドラ『らんまん』があっている時代です。
その頃、フランスではドビュッシーが大暴れしていたのですね〜!
天才は、何かが抜けている。
よく言われる事ですね。ですが、今の私たちには素晴らしい作品を残してくれました。
当時の多くの女性には申し訳ありませんね。
風景描写が非常に上手いドビュッシー。
音に想像を膨らませ、お聞き頂きたいと思います。来年3月の発表会ではどなたか弾いてくれるでしょうか。
お楽しみに。
ご覧頂きありがとうございました。