2023.06.09
春日原うえひろピアノ教室です。
生徒さんに私が良く質問すること。
『どんな曲を将来弾きたい?』
これは、
どんな曲を知っていますか?
生活の中で音楽はどんな存在ですか?
どんな環境で生活していますか?
と言う意味の質問です。
もちろん正解はありません。
良く聞くお返事は『鬼滅の刃』『トルコ行進曲』『愛の夢(リスト)』
圧倒的に多いのは、
ショパン『ノクターン9-2』です。
彼はノクターンを21曲作っています。その中の作品ナンバー9番の2、皆様もよくよく耳にするお馴染みの美しい曲です。
この曲、左手の進行がとてもややこしくて、何度も音を確認しながら、一つずつ手に覚え込ませていく事に時間を費やします。
レベルでいうと、ソナチネ中級ぐらい弾けると良いほどです。
が、譜読みをすらすら出来ないと、楽譜の2段目で疲れ切ってしまいます。
譜読みが大体出来る方は、ゆっくり練習して完成に向かいます。
音符を読むって、大切な事ですね。
教室では毎年この曲を誰かが練習している、、、という感じです。
お家の方も、この練習に幸せを感じていらっしゃるかもしれませんね。
ショパン先生は、本当に数々の美しい曲をお作りになられました。
『ピアノの詩人』と言われる事もわかりますね。
生徒さんから帰ってきた言葉は、メモに残しています。いつか弾ける時がきたら、実現しようと思っています。
それまで大切に進めて、力を蓄えましょう。
いつもご覧頂きありがとうございます。