2023.06.02
春日原うえひろピアノ教室です。
梅雨に入りました。湿度が高く、ジメジメとした空気。最近ではカタツムリを見かけないような気がします。
紫陽花の花が満開に咲く頃、、ピアノのお手入れはどうでしょう。
木製楽器は、湿度に弱く、注意しながら過ごさねばなりません。
ピアノの中に張ってある弦と鍵盤に付いているフェルトが湿気を含み、ピアノの音を狂わせます。
ボワーン、びよーん、
1つの鍵盤を押しているのに、まるで複合したいくつかの音が出ているようです。
原因は湿度、、、
この時期は除湿機をいつも稼働させています。
湿度計を置いていて、レッスン中も常に目をやっています。
なるべく良い音でレッスン出来るように、ピアノを良い状態にしたいと思います。
私のレッスン室のピアノは、小さなグランドピアノです。もっと大きな(奥行きが長い)グランドピアノであればあるほど、音の狂いは大きくなるようです。
敏感な楽器ですね。
ある方は、除湿器をかけていると音が違いますね〜。
とおっしゃいましたし、
ある方は、お鍋で長い時間炊き仕事をしていたら、リビングのピアノの音がおかしくなって、換気扇を慌てて回しました。
フェルトが膨張して、鍵盤が押すと上がらないんです。
など、この時期に良く起こることです。
生きているピアノ。
だから可愛くて仕方がない、、のが本音です。
私が汗水流して練習に明け暮れた、古いアップライトピアノは、引き取ってもらいましたが、
とても悲しくて、心の置きどころがありませんでした。
木製って、何かを感じさせる力があるのでしょうね。
さぁ、本日もレッスンよろしくお願いします。
ご覧頂きありがとうございました。