2023.05.18
春日市うえひろピアノ教室です。
ピアノを弾く手の大きさについて。
大きな手の方が良いです。
極端に小さな手の方は、大きい方の2倍練習が必要となります。
小さな手の人は、音を省いて演奏する事が多くなります。趣味の方はそれで全く問題ないと思います。
でも趣味とは言え、オクターブがとどかない→省略という事で随分悔しい想いをされた方は、数えきれないほどいらっしゃると思います。
少しは訓練すると出来るのですが、それもすぐに限界がきてしまいます。
1オクターブ和音の早いパッセージなどは、高音低音のどちらからの音にしなければ、スピードはでません。
私が思うには、『それならば、単音で魅力的な音を追求したら良いのですよ。』
毎回お伝えしています。
私を含め小柄な人間は、手も小さいという特徴があります。楽譜通りに弾くのであれば、
断然大きな手が有利です。
ピアニストさん達も大柄の方が多いですね。
楽器は広い範囲で言うと、スポーツのひとつ。体格も関係してきます。
ですから、その方の向き不向きの曲は出てきます。レッスンでは、勉強のために不向きの曲をする事もあります。
ゆっくり手を広げて、角度をつけて、、、指を曲げたり伸ばしたり、、、大変です。
でも手の小さな方は細かいパッセージはとてもお得意です。武器にしましょうね、とお互いに励ましています。
自分なりの演奏法を一緒に模索していく、これも一つの楽しみですね。
自分に挑戦する、勇気のある事です。
今回は手の小さな人について、お話しました。
次回は、指の長い人について綴ろうと思います。
ご覧頂きありがとうございました。