2023.02.03
春日市うえひろピアノ教室です。
ピアノを弾く時にポイントとなる脱力、、
私がピアノを弾くための脱力を勉強したのは、小学5年生の時。
それまでの先生を辞め、福岡音楽学院の先生をされていた○○先生へ(あえてお名前は伏せておきます)入門した時です。
どうしてもツェルニー100番の左手が上手くいかないのを見兼ねた先生が、
『1からやり直しましょう!』
その言葉は当時の私には信じられないものでした。
テキストは、習いたての導入の教本になり、ただただ手を鍵盤に落として、ド、ド、ド、ド。
これを30分するレッスンでした。その時のポイントは、手の力を抜いて、鍵盤を押さえた瞬間指を理想の形に整えるというものです。
それは6ヶ月続き、やっと導入のテキストへ。
約1年2か月の訓練でした。
その間は、全く曲が弾けませんでした。
トイレで泣いていました。それでも辞めずに歯を食いしばった事は、その後大きなものになりました。ここまで頑張ったのは、ピアノが好きだったから、、の一言だと思います。
実は、この話は5年生の頃なのですが、小学校の授業中、机を鍵盤代わりにして弾力の練習をずっとしていました。
もちろんその年の授業は、半分しか頭に入りません、、、、成績表は全て普通の評価でした!笑
早く習得して、元の曲へ戻りたい!の気持ちだけだったと、今思うところです。
現在、私の教室の指導は曲を弾きながら脱力を感じる習得するというふうにしています。ただ、しっかり習得は出来ていません。これがこれからの課題です。
脱力のレッスンにご興味がある方は、お知らせ下さい。お話差し上げたいと思います。
曲もありがとうございました。
本日は、私立高校の入試です。私立大学も昨日より行われています。
お祈りしています。