2023.01.23
春日市うえひろピアノ教室です。
ブルグミュラーを終えてソナチネ中ごろを練習している生徒さんへ、良くオススメしている2曲。
シベリウスの『もみの木』。スエーデンの作曲家ジャン・シベリウス。この曲はとても短いですが魅力的で印象的なものです。
ゆっくりと流れる静かな旋律が続き、中盤は幻想的なアルペジオが嵐のように踊り狂います。最後はゆったりと始めの旋律に戻り、穏やかに終わります。
発表会でも良いぐらいのものですが、曲の短さから断念する事もあります。
もう一つは、ドビュッシーの『夢』。代表的なアラベスク1番と同レベル、もしかすると『夢』の方が弾きやすいかもしれません。
この曲もゆったりしたものですが、どんとした大きさを感じます。夢という題の通り、現実と空想と行ったり来たりしている様子を表しています。表現力を勉強する時に練習する事があります。
いずれも、練習しやすく、聞き映えのする良い音楽です。
参考
ジャン・シベリウスースエーデン、ロマン派後期〜近代の音楽家
クロード・ドビュッシーーフランス、ロマン派に入るが描写の素晴らしさから、印象派とも言われた
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明日は寒気団がやってきますね。報道を見ると、色々な事がとても心配になってしまいます。
いつまで経っても雪には慣れません。
雪用の靴を準備して、レッスン室へいきたいと思います。状況次第では、安全第一でお休み頂きたいと思っています。
今夜は暖かいものを飲んで、静かに休みます。
ご自愛下さい。