2022.12.22
春日市のうえひろピアノ教室です。
中学生のレッスンが終わり、お迎えのお母様とお話をいたしました。
彼女が幼稚園からのお付き合いですので、もう8年になります。子育ても十分に慣れている方です。
お子様に何も要求することはなく、ただ健康で生き生きと生活出来る様に環境を整えてあげる。お見受けしたところこの様な形で子育てを進めていらっしゃいます。
私の考えで申し上げると、子どもが迷った時、困った時は、一緒に迷って困ってあげるのが最良ではないかと思います。
親が決して答えを出してはいけない。
迷うね。どうしようかね。
その後には、
そうだね、そうしょうか。
子どもは自分で考えるようになります。
ピアノをするお子さまは、どちらかと言うと、規則を守り、何事にも真面目に取り組む傾向があります。
手を離してあげても、決して宇宙の果てに行く事はない様に思います。
子どもが色んな道にそれる事に付き合って頂けないでしょうか。一緒に迷子になる、分かっていても道草に付き合う。
どうでしょうか。
中学生のお母様は、お嬢さんのピアノを聴くのが1番の幸せ、とおっしゃっていました。
印象深く残りました。
どんなピアノでも良い。おけいこが出来る幸せ、というのがあるのですね。
小さなピアノ講師の子育て論でした。