2017.06.06
6月になりお庭にある紫陽花が咲き始めました。
寒い冬を越し春になると緑色の小さな芽が出、日差しをいっぱい浴びて成長していく姿を水やりをしながら楽しみにしていた私。
昨日と今日ではあまり違いがないことが多いですよね。
それどころかあまり成長しないときは1週間経っても何も変化が見られなかったりします。
でも、6月の開花の美しい姿をウフフッ!と想像しながら水や肥料をせっせとあげ続けると ある時グーーーンと成長する時があります。
そんな時はビックリですね(*_*)
「あれぇ~! 昨日はこんなじゃなかったじゃんびっくり」 なんて怪しげにお花に話しかけたりしているような・・・💦
でも、可愛らしいお花をつけてくれた時は嬉しいですね。
ピアノも同じように言えるかな?
憧れのあの曲が弾きたいと思って始めた習い事。
でも いつものレッスンでやっていることは・・・
音符がいっぱいの楽譜が読めるようになるのかな~?
指が思うように速く動くようになるのかな~?
気持ちを込めて楽しく弾けるようになるのかな~?と不安になっていませんか?
でも、 ぜ~んぶ大丈夫です。
今の時代 何事においてもスピード化が求められ、私たちも結果をすぐに求めているように感じます。
ピアノレッスンではお花の成長と同じようにじっくり向き合うことが大切なことかもしれません。
毎週レッスンに通っても上手になってないように感じることがあるかもしれませんがそれは表面に出てないだけです。
生徒ちゃんたちはじっくりじっくり成長しています。
そしてある時期にビックリするほど急に弾けるようになったりします。
ドレミを読んだりリズムを考えたり弾く指を脳の命令で動かしたり出た音が綺麗か耳で聞いたりと、ピアノを弾くにはたくさんの事が必要なのです。
それらが頭の中できちんと整理され音となるまではゆっくり待ちましょう。
毎日の水やりはピアノで言えば毎日の練習ということになりますね。
一人一人の生徒ちゃんがどんな花を咲かせるのか先生はとっても楽しみです。