2018.10.18
おはようございます。
今日も10/14に開催されたバスティンピアノコンクール富山予選で受賞された方を紹介します。
島尻 藍衣君(小5) 奨励賞受賞
♬課題曲 ヘルナンドの隠れ家
♬自由曲 アラベスク
今日は藍衣君の紹介です。
このコンクールを受けると決めた時、課題曲を何にするかでかなり悩みました。すでに弾くと決めていた自由曲との組み合わせも考えて私の意見も伝えたうえで自分でしっかりと決めてくれました。
課題曲が決まると藍衣君はしっかりと譜読みを進めてくれていて私も驚いたことを覚えています。
10月に入ると本格的に通常レッスン+補講となり数えてみたら10/1~10/13の間に8回もレッスンをしていました。
ほぼ毎日会っているような感じで私もとても楽しかったです。
藍衣君とのレッスンは毎回楽しいお話からスタートです。
この話は全くレッスンからかけ離れた話なのですが、毎回涙を流すほど楽しく私もこれがなくては、はじまらないといった感じです。(笑)
とにかく想像力が豊かなお子さんで、発想も大胆なんです。
藍衣君の将来が楽しみで仕方がない私です。
10月も2週目に入ったころから、藍衣君のピアノの音色が変わりはじめ曲の雰囲気がうまく出せるようになってきました。
何度も何度も注意した箇所で藍衣君の独特の癖がついてしまい私が「そのクセをとろうね~」と言うと「クセが強いんじゃ~」と千鳥のモノマネで返されます(笑)。全てを笑いに変えることのできる天才です。だからレッスンはいつもとにかく楽しいっ!コンクール前に、本人とお母様にこれだけは演奏するときに気を付けてほしいポイントを伝えておきました。
コンクール当日になりました。私はアシストをセットするために客席ではなく袖に隠れて聴いていました。私が言った注意をしっかりと直してくれていたではありませんか!!その素晴らしい努力に胸がいっぱいになりウルウルでした。本人の努力は勿論、お母様のサポートのおかげです。藍衣君にとってこのコンクールは得るものがたくさんあったはずです。挑戦した人には必ず力がつくことは保証します。これからは来月開催されるグレンツェンピアノコンクール 石川本選に向けての練習が始動します。課題曲も藍衣君が好きなイメージの曲だと思うのできっとまた頑張ってくれることと思います。私の役割はそれぞれのお子様にしっかり寄り添い、その生徒さんの気持ちを感じながら共に成長することだと思っています。藍衣君。また一緒に頑張っていきましょう!!素敵な演奏を本当にありがとうございます!!