2011.12.13
昨日のレッスンで、あまり練習してこなかったある生徒さんがいました。
音楽がとっても大好きで、お歌も上手なお子さんです。
発表会にも何度も出演されていますし、
”自分も頑張ればじょうずに弾けるんだ”
”弾ける曲が増えると、たのしい!”
・・・ということも経験済みなので、練習が大事ということは本人もわかっているはず
なのですが・・・。
以前、小学校でPTAの合唱の指導をしていた私を見ていて、ぜひ習いたいと言って
来てくれました。
その時はまだ、幼稚園生でした。
レッスンに通ってくれるようになって、もう4年が経ちます。
最近、その子も結構忙しくしていたのを知っていたので、私は今まで、諭すことはありましたがあまり厳しく叱ったことがありませんでした。
ですが、もう練習時間を自分で管理しなければならない時期になりましたし、
明らかに、その子の自分に対する”甘え”が感じられていましたので、昨日のレッスンで
私はその子を叱りました。
「ぜんぜん練習できない日もあるのは、先生よく知ってるよ。それは仕方ないこと。
でもね、やろうと思えばもうちょっと練習できるでしょう?」
「毎日5分でいいから、練習してごらん。一週間経ったら、自分の音が変わっているから。
もっと自分からピアノに向かわなきゃ、うまくならないよ。」
「もっと、自分に厳しくならないとね。ここで、もう“頑張れない”と思うのだったら、
ピアノはやめた方がいい。でも、中途半端でやめてもスッキリはしないよ。」
お母様も、その場で一緒に聞いていらっしゃいます。
・・・しばらく、表情をぐっと硬くしていた生徒さん、そのうちガマンできなくなって
泣きだしました。
私は、しばらく様子を見てから、
「・・・○○ちゃんの気持ちを、教えて。もう、自分の言葉で言えるでしょう?」
・・・やや間があって、
「私は、・・・練習が嫌いだから・・・。一週間何もやらない時もある・・・から・・。」
と、涙ぐみつつ。
「そうか・・・、よく言ったね!!そうだよ、練習が好きな人はあまりいないよ。」
私は、ほめました。
その子が、自分の本当の気持ちを言えたからです。
「でも、私、あきらめたくない。一週間頑張ってみます。」
・・・今度ばかりは、覚悟を決めたようです。
それならば・・・と、最後に、
「山登りは、大変だし苦しいでしょう?でもね、一生懸命登って、てっぺんに着いた時は
すごくいい気持ちだよね!景色もきれいだし。みんなが山に登るのは、その山のてっぺんに”何か”があるからなんだよ・・・。そして、頑張って登ったあとの”おにぎり”はおいしいよね。練習もそれと同じだよ!」
・・・そう伝えたときの彼女の表情は、やる気に満ちていました。
来週のレッスンが楽しみです(^^)。