2011.12.09
むかしむかし、私はとっても引っ込み思案な子供でした。
おてんばな女の子であったことには、間違いないのですが(笑)、
”人前に出ること”と”歌を歌うこと”が、
すごく苦手でした。
人ごみもキライ、お友達が行きたがる人気スポットには行きたくない、女の子が大好きな”おしゃべり”に参加するのもなるべく避けたい・・・そんな子でした。
でも本当は、”人”がとても好きだったのです。
私には兄がいますが、私とは性格が正反対で、いつも家にはいないし、友達もたくさん
いて、とてもうらやましく感じていました。
ですから今、こうして”先生”と呼んでいただく立場になった”私”が、なんだかすごく不思議に思えるのです。
私のピアノの先生方からは、演奏のテクニックはもちろん、表現力を磨くこと、人として
内面を磨いていく大切さなど、人生を歩んでいくために必要なことをたくさん教えていただきました。
先述の、ヴァイオリンの先生からは、母親のようにほめていただいたり、時には叱って
いただきました。
特に、私が自信をなくしてしまった時、有形無形の励ましをくださいました。
厳しくも温かいまなざしで・・・いつもいつも。
そうして、今の私があります。
私が心の中で育んできたものを、今後も日々のレッスンに活かし、生徒さんが私を必要と
してくれる限り、”先生”としてまた”一人の人”として、少しでもお役に立てたら幸いです。
私の力は微力ですが、一人でも多くの生徒さんが、私の中に生き続ける大切な気持ちや
受け継いできた志を、受け取ってくれたら嬉しいです。