2011.11.01
今年は、リスト生誕200年を記念して、
全国各地でコンサートや講座など、
多数開催されています。
今日のこの写真ですが、
みなさん見慣れている全音の楽譜の表紙ですね。
これは、先日購入しました、
リストの原典版シリーズ最新刊です。
野本由紀夫氏と渡辺健二氏による、詳細な解説、
音楽分析、図解が収録されています。
リストの自筆譜、初版、さまざまな原典版を比較検討し、運指やペダルなどの演奏にあたっての必要な知識のほか、
さらには、リストその人の人物像にも触れられるような感じもしてくる楽譜です。
リストといえば、
”イケメン”、”華麗な演奏テクニック”、”元祖・暗譜ピアニスト”・・・
といった、華やかなイメージがありますが、意外とその内面は深く、
”精神性を高めたい”、”人に奉仕したい”
そして、
”テクニックを披露しているのではなく、その演奏法は、
自分の伝えたいことを表現するための手段である”
・・・という、相反する二面性を持った人物だということが、わかってきます。
リストの楽曲を弾きこなすのは、大変です。
(特にこのような、大物はとても・・・冷汗)
まず、テクニックを身につけることで精一杯です。。
だからつい、その難しさの裏に込められた、リストの真摯な思いをおもんばかることは、
二の次三の次になってしまいますが、この原典版を読むことで、
「そうだったのか~」
・・・と、気がつくことが多く、私の目からは、うろこがいっぱい落ちました。
この大曲を、一気に完成させることは、今の私には不可能ですが、
少しずつ区切って練習していきたいです。
リストは思ったより、人情が篤く、愛すべき人なのだと、思いました^^。