2011.10.25
・・・前回のトピックスからの続きです・・・
(一回でまとめられなくて、ごめんなさい。)
今日のコンサートと公開レッスンでも使われた、
”パウゼ”にある、
”Sigeru Kawai フルコンサートグランドピアノ
SK-FX”の音・・・
本当に、美しい音です。
私には、なかなか弾きこなせないだろうな~と思いますが、
弾き手の表現力に敏感に反応する、あのしなやかさ・・・。
やわらかく広がる音、力強く響き渡る音、
ささやくような音、さみしげな音、きらきらと光り輝く音・・・。
弾き手から聴き手へ、まるで心と心をじかにつないでくれているようで、
全身が不思議な感覚に包まれます。
「ピアノの音色って、本当に、なんて心に響く音なんだろう!」
・・・心地よい音にどっぷりと浸ることができ、
久しぶりに新鮮な気持ちを味わえて、今日はしあわせでした。
・・・そういえば、その昔、私の今のピアノ(KAWAI RX-2PM)を選定するために、
浜松のカワイ竜洋工場にうかがったことがありました。
その時、まだ出始めだった(・・・と記憶していますが・・・)Sigeru Kawaiのピアノを
試弾させていただいたことを思い出しました。
グランドピアノを作る工程をめぐりながら、工場の方が、
丁寧に説明して下さったのを、覚えています。
その方は、控えめながらも誇らしげに、そしてまるで自分の子供のことのように、
嬉しそうにピアノについて語っていました。
「工場」ですから、機械もいっぱいで、流れ作業が多いのは当たり前ですが、
根本は”手作業”から始まった楽器作りですから、
そこはまさに「職人の世界」でもありました。
昔から、ず~っとそうやって、楽器に魂を吹き込む人たちがあってこその、
今の「ピアノ」なんだなあと、しみじみ思いました。