2011.09.16
「先生、今週はしっかり練習してきたので、自信があります!」と豪語した00ちゃん。
バイエル後半レベルの曲を一週間に数曲やっています。
「それは、楽しみ!じゃあ、さっそく聴かせてね。」
と、演奏してもらうと、途中でつっかえたり、止まったり、弾きなおしたり・・・。
一曲弾き終える頃、00ちゃんはぶすっとした顔になりました^^;。
「だって、家では弾けたんです!・・・」
・・・すっかり涙目です。
・・・努力してきたことは、わかります。
でも、
「00ちゃん、いつも先生が言っていることを忘れてない?おうちで練習するときは、まず階名でよく歌ってから、ゆっくり片手ずつ弾いて、つかえなくなったら、両手で弾くんだよね。先生、楽譜にいつも書いているよね。」
「・・・歌うの忘れてました。ゆっくりも弾きませんでした。両手ばっかりやっていました。」
やっぱり・・・。
先生から正直に言わせてもらうと、”忘れていた”というのは、考えて練習していないことと同じです。本当に上手になりたいと思って練習していないのです。
また、”練習できなかった”という言葉も時々聞きますが、それは、(よっぽどのことがない限り、) ”できなかったのではなく、やらなかった”ことと同じです。
今の子供たちは、勉強やほかの習い事で忙しいのはわかっています。
友達と遊ぶ時間さえ、限られていることも・・・。
でも、何事もやるからには、もっと本気を出して欲しいのです。
先生のアドバイスを、まずはよく思い出し、受け入れ、時間をうまく使って、集中して練習する。
一週間、自分の演奏と真剣に向き合って、頑張った時には、結果は自然とついてきます。
合格するしない、は、大きな問題かもしれないけど、もっと大事なことは、自分の演奏が上達することです。
一曲仕上げるときには、つかえず、きれいに弾くことが目標です。そこに至るまでの練習は、自分でよく考え、工夫をし、間違える個所はその部分だけ繰り返し弾いて、短時間でも本気で取り組んで欲しいです。
そして、そうすることで一番得をするのは、自分なのです。苦労した分だけ、最後に楽しく、そして気持ちよく弾けるようになります。
ピアノを本当に好きになるのは、そういうときです。