2011.08.17
どの家庭にも、一つはある「キッチンタイマー」。
毎日きちんと練習をするのが苦手な生徒さんに、私は、タイマーを使って練習するように言っています。
5分でも10分でもいいので、まずは時間を決めて、タイマーをセットします。
宿題は、いつもだいたい2~3曲出すので、一曲5分なら5分で、タイマーが鳴ったら練習終わり!
そして2曲目も5分にセットし、鳴ったら3曲目・・・という風にして1日分の練習は終了ということになります。
もちろん、これで練習が足りているわけでは決してありません!
でも、毎日練習する習慣が身につくまでは、このような方法も効果的です。
何しろ、子供にとっては「終わりがはっきり見えること」、「今日も、お母さんに怒られずに、ピアノの練習ができた」という達成感が味わえます。
この方法に慣れてきたら、この一曲5分セットを一日2回、もしくは、1曲10分セットを一日1回に増やします。
中には、
「先生!8分にしてください!」
と、時間を値切る(?)子もいますが、こちらもだんだん妥協せずに、増やしていきます。
そもそも、8分や10分では、中途半端に練習が中断されるわけで、子供たちも、一度練習に夢中になれば、もっと弾きたいと意欲が出てきます。
そういう気持ちになれば、もうタイマーは要らないのです。
私のねらいは、そこにあります。
「自分が納得するまで、とことん練習する」
あくまで、「練習」とは自分の問題であり、自分ととことん向き合う、貴重な時間であることを、知って欲しいと思います。