2012.07.12
しゃぼんだま とんだ
やねまで とんだ
やねまで とんで
こわれて きえた
しゃぼんだま きえた
とばずに きえた
うまれて すぐに
こわれて きえた
かぜかぜ ふくな
しゃぼんだま とばそ
作詞・野口 雨情
作曲・中山 晋平
今日は午前中に「歌おう会」があり、
いつも通り皆さんと楽しく童謡唱歌を
15曲ほど歌ってきました。
この「しゃぼんだま」を歌った時に、私がこの曲の生まれたいきさつをお話ししました。
童謡「しゃぼんだま」は美しく、はかない、しゃぼんだまのことを歌っています。
雨情は、しゃぼんだまに自分の子と、当時の子供たちとを重ね合わせて、自分の思いを込めて作詞しました。
雨情は1908年に、長女を生まれて8日目で亡くしています。
自分の子の死は、親にとってとても悲しいことです。
心に深い傷を負った雨情は、この14年後に「しゃぼんだま」を作りました。
現代のように医療の技術も発達していなかった時代…。
さらに飢饉や貧困なども加わり、子供の生存率が低かったのです。
幼い子供たちが死んでしまう。。。
そんな現実に心を痛めた、雨情の思いがたくさんこの詞の中に詰まっています。
パンダのシンシンの赤ちゃんも、生まれて6日でこの世を去ってしまいました。
私が上野に行った次の日の出来事でしたので、本当にビックリしました。
この曲を今日は歌って話しながら、胸が締め付けられる思いがしました。