2012.03.22
先日、小学校高学年の生徒さんの
レッスンでのこと・・・。
「今週は、忙しくて練習できなかったんです。
だって、勉強が忙しいし、6時間の日もあったし。」
「そうなんだ~。大変だね。○○ちゃんは、
塾もあるしね。」
・・・最近のお子さんたちは、本当に忙しいです。
このようなお話は良く聞きます。
ですが、よくよく話を聞いてみると、
「ほら、その時間にね、15分練習できるじゃない?」
「・・・そういえば・・・!」
ということもよくある話です。
要するに、時間がナイナイと言う割には、作る努力をしないで無駄な時間を過ごしていることも多いような気がします。
時間の使い方が、いまいち上手ではないのです。
もう高学年であれば、私は「自分で、隙間時間をうまく見つけて練習しなさいね♪」と伝えています。”自分で自分を管理できる”ようにするのが目的です。
そして、「練習の仕方にも工夫が大事だよ。」とも言います。
確保できる時間が限られているならそれなりに、”今日は右手を徹底的に弾こう”と決めるなど目標を持って、短時間に集中して練習する。・・・時間がきたら、終わってOK!
ただし、いつも”どうやったら、上手になれるかをよ~く考えながら弾くように”、と指導しています。
楽譜に書かれていることや私に注意されたこことを思い出して・・・。
(テクニック的な事ができたら、今度は作曲者がその曲に込めた思いを読み取っていきます。アーティキュレーション、デュナーミク、アゴーギクなどを理解し、実践し、表現力を磨いていきます。)
「どうして、先生はここを注意したのだろう?」
「この曲を作った人は、どんな気持ちで作曲したのかな?」
・・・などなど、自分で考えることをしなければ、結局は”本当に演奏の楽しみを知る”ことはできないのではないでしょうか。
私が繰り返しそのことを伝え続けているのは、先生はみんなに、
”ピアノとずっとお友達でいてほしい”といつも思っているからです。
さて・・・、短くても集中できたなら、次の日も忘れずに練習。
短くてもコンスタントに、要領よく弾きます。
「一に練習、二に練習、三四も練習、五に練習・・・!(^^;)」
とにかく、できるだけピアノと触れ合っている人が上達するのです。たとえ進度はゆっくりであっても、確実にレベルはアップします。
理想の練習時間は高学年では一時間以上かな、と思いますがそうはいかないのが現代っ子たちのお勉強事情です。
ですから、よっぽど音楽専門の道に進みたいという生徒さんは別として、私はこのように「細くても長く続けられる」レッスンを心掛けながら、指導させていただいています。