2012.03.20
先ほど、世田谷の田沼先生が私のトピックス
(3月15日”仰げば尊し”)について、
触れて下さいました。
田沼先生、ありがとうございます。
田沼先生のおっしゃるように、
「なんでこの曲歌わないんだろう?
・・・いい曲なのに~!」
と感じることは、山ほどありますね。
まあ、戦前戦後が一番劇的に童謡・唱歌が
入れ換わった時代であると思いますが、
それ以外にも、”時代にそぐわないから”
という理由で、教科書から消えて行った
(・・・そしてそのまま歌われなくなった・・・)
曲は、ほんっとうにた~くさんあります。
残念なことですが、私の活動を通して
昔のすばらしい曲を少しでも多くの人々に知ってもらえたら、と思っています。
さて「仰げば尊し」のお話ですが、先日のトピックスでも少しお話ししましたが、近年(昨年)原曲が見つかりました。
このことは、一ツ橋大学名誉教授でいらっしゃる桜井雅人さんが発見しました。
桜井さんは、10年ほど前から小学唱歌集の原曲を研究され、「仰げば尊し」の原曲に
たどり着きました(昨年2011年1月24日、朝日新聞・夕刊より)。
1871年にアメリカで出版された本「THE SONG ECHO」に、
「SONG FOR CLOSE OF SCHOOL」(卒業の歌)を発見しました。
メロディーは全く同じで、フェルマータの位置も同じでした。
4部合唱で作曲されており、歌詞は”卒業で友と別れを惜しむ”という内容です。
私は、この曲は日本の曲だと資料から学んでいたので、明治17年という古い時代に作られたものにしては、すごく洗練されていてなんだか讃美歌みたいだなあと、ずっと思っていました。
外国の曲が原曲だと知って、「なるほどなぁ」と納得しながらも、100年以上時が経ってから解明されたこの新事実に、かなり驚いたものです。