2012.03.11
半年前のトピックスを振り返りましたら、
”あれから半年”というタイトルで
挙げていました。
3月11日は、日本人にとって
忘れたくても、忘れられない日になりました。
そして、今も続く困難の中にいる方たちを、
まだ”終わっていない”という事実を、
決して忘れてはならないことを再確認する日です。
被災地の方に比べたら、私の考えは取るに足らないものかも知れません。
でも私自身も、あの日からさまざまな経験をしました。
心の中に言葉にできない、未だに消化できない複雑な思いも抱えたままです。
でも、とてつもなく辛く悲しい記憶の中にとどまっているだけでは前に進めません。
私にできることは本当に小さなことだけれども、辛く悲しい思いをされた方の側に、できる限り寄り添いたいと思っています。
さて、昨日3月10日の夜に、宮城県泉ヶ岳から天国へ向けて2万発の花火が打ち上げられました。
「こんなときに、花火?!」
・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この花火を計画した方の深い思いを知ると、そうか・・と納得いきます。
2011年3月11日の津波に襲われた家と、別れてしまったたくさんの大切なものを、
泥から掘り起こし、洗い流す活動をしてきた”スコップ団”。
お礼を言われることを嫌う、ボランティアの方たちです。
団長の平了(たいら りょう)さんのお話は、どうしようもない現実とずっと向き合い、命について考え続けてきたものです。
(ネットで見られます。よろしかったら、のぞいてみてください。)
2万という数は、この震災で犠牲になられた方の数です。
(行方不明の方も含めて・・・です。)
昨夜、このスコップ団の花火の打ち上げを、ネットで中継をしていましたので観ていました。
アナウンスもなく、途切れることなく打ち上げられる花火・・・。
”2万”という数の命の重さ、はかなさを感じました。
「人生はほんとに花火のようなもので、ドンと咲いて散ってしまう。
咲ききれなかったまま亡くなってしまった方が、たくさんいらっしゃいます。
せめて、花火くらいはドンと咲かせて私たちが”元気でやっているよ”と言うことを天国に連絡したいです。」
・・・と語る平さん。
私は、こんなに美しく悲しい花火は見たことがありませんでした。
最後は2尺玉の大輪の花でした。
天国へ届け!みんなの思い!
私たちは、あなたたちと共にここで頑張っています。生きている私たちにできることを、
精一杯していきます。
埼玉から、祈りを運んだ私です。