2012.03.02
私の教室の発表会では、プログラムとは別に”みんなのプロフィール”(8ページくらいの
冊子)を作成して当日にお渡しています。
出演者全員の自己紹介を、ご本人に手書きで書いただき、私がまとめて印刷しホチキスで留めて作ります。
さて、その自己紹介の項目にはお名前や演奏歴、発表会の曲の感想、趣味・好きな事、
そして将来の夢を書いてもらっています。
まだ締め切りはずっと先なのですが、今日レッスンさせていただいた生徒さんの中の
お一人が、
「先生、私、将来の夢ができたのよ~♪」
と話してくださいました。
その方は、当教室で最高齢の78歳のおばあちゃまです。今回の発表会は2度目の出演になります。きれいなアルトの声で歌って下さいます。
私にとっては人生の先輩でもあり、いろいろ教えていただくことも多いです。
「それはすてきですね!どんな夢ですか?」
「それはね、私80になったら、自由のある老人ホームに入ることよ!」
スゴイです。大人のかたはだいたいその項目は空白で提出することが多いのに、その方は、本当に嬉しそうに目を輝かせながら、家族のお食事の支度など心配しないでいい、
”自由な”場所で暮らしたいのだとおっしゃいました。
私のような若輩者には、そのよさはもう少し時が経たないとわからないのかも知れません。
ですが、自分の行く先を、生きたい場所を見つけたというのは、すばらしいことだと思うのです。
私も、こんな風に自分の夢を語れるおばあちゃんになりたいです。