2012.01.27
少し前の話で恐縮ですが、
お正月に年賀状を頂きました。
私が、まだ娘時代(そんな頃があったのです・・・)に、実家でピアノを教えていたときの生徒さんからです。
私がその子に出会ったのは、
彼女が小学5年生の頃でした。
くるくるっとした目で髪はふんわりカールしていて、かわいらしいお子さんでした。
一見華奢に見えてなんのなんの、真剣にピアノに向かう姿は堂々としており、タフな心を
持っていました。
熱心に練習する子で、私も精一杯指導し吸収できることはドンドン吸収してもらい、やがて演奏が上達してきたので、コンクールに出ましょうという運びになりました。
結果、見事コンクールで入賞し、後日あらためて行われた入賞者たちの演奏会のトリを
務める大役を任されました。
これにビックリしたのが、指導していた私で・・・まだまだ経験が浅く、選曲にもかなり悩み
ましたが、「モスクワの思い出」(クロマコフ)に決めました。
重量感が出せないと弾きこなせない、その子にとっては難しい曲でしたが、コンクールまで毎日2時間練習を続け、本番は見事にトリを務めました。
その何年か後、引っ越して関西方面に行ってしまいましたが、ピアノのレッスン、声楽の
レッスン、バレエなど、自分の興味のあることを、大学に入ってからも頑張って学んでいました。
将来の進路について、本気で迷っている・・・と埼玉に住む私に電話をしてきて、一緒に
語り合ったこともありましたね。
時々メールでもやり取りをしていました。
忙しいですと言っていたけれど、最近どうしているかしら・・・。と思っていたところに、
この年賀状が!!
書いてあるのは、
「社会人になり、今はヤマハで子供たちとレッスンしています!毎日いっぱいいっぱいですが、楽しいです。なかなか会えませんが、また先生とお話ししたいです!」
という内容でした。
教えていた者としては、自分の教え子がこうして生き生きと講師としてピアノを楽しく教えている姿を見られることほど、嬉しいことはありません。
私の手を離れても、遠い西の地に行ってからも、重ねた努力を忘れないで、それを活かせる仕事にまでつなげられた・・・!
彼女のその努力と、私を忘れないでいてくれたことに、感動せずにはいられません。
♪ちゃん、これからはもう「先生仲間」だね!
先生は、とても誇らしい気持ちでいっぱいです(^^)/