2011.11.09
秋も深まり、暦の上では立冬を迎えました。
この秋、大学生の生徒達の頑張りやこれからの将来へ向けての歩みが始まりました。
まずは、おめでとう!おめでとう!のご報告を。
二人の大学4年生の就職が決まりました。
Rちゃんは大学で幼児教育を学び、幼稚園教諭への夢を実現すべく、大学1年からピアノを始めた頑張り屋さん。週2回のレッスンをコツコツと重ねピアノのみならず、声楽や理論に至るまで、レッスン初心者の彼女にとっては大変な努力だったと思います。そして、本人の第1希望の幼稚園に内定しました。今は、幼稚園からの課題曲の練習を頑張っています。
もう一人のYちゃんは大学で児童教育を専攻し、このたび福岡県教員採用試験に合格し、来春より小学校の先生になります。彼女は大学で児童教育を専攻するにあたり、ピアノの実技が必須だと、高校2年からピアノを始め受験に備えました。受験勉強との両立に頑張り、進学してからも定期的にレッスンに通っています。今は、卒業に向けてのピアノと歌の課題曲を頑張ってお稽古しています。
二人とも、実は・・私の長男の高校時代の友達で、娘のように可愛くて可愛くて、ついついお喋りにも花が咲くほどでした。今どきの女子大生の現状や彼女達のプライベートな事も聞いたりして、そんな多忙な大学生活の中でも、やるべき優先順位をはっきりと定め、今回の結果を得ることができ、本当に嬉しかったです。おめでとう~!
もちろん、支え励ましてくださったご家族にも感謝です。
又、今春短大のキャリア科に進学したSちゃんは、しばらくレッスンをお休みするとの挨拶にきてくれました。小学校低学年からレッスンに通い、真面目な優しい女の子。小・中学校の音楽会では、ピアノ伴奏の常連で、カワイグレードも6級を取得しています。本人もピアノを続けてもっと上の級を・・と考えていたものの、現実、大学の勉強はハードで資格取得の講座も大変なようです。短大ということもあり、12月からは就職活動も始まるというのです。ここしばらくレッスンはお休みとなりますが、”また、発表会へ出たいな~”と話していました。彼女の夢である職に就けるように、頑張り屋さんのSちゃんなので、ただただ応援したいと思います。
・・・・と、この秋それぞれの生徒達が、歩き始めました。今まで、たくさんの生徒達と出会い、結婚して子どももいる生徒もいたり、ピアノの先生だったり、お医者さんだったり、趣味でピアノを続けている生徒達や、幼児・児童教育者として活躍している生徒達もいます。時折、思い出したかのようにお便りやメールを頂きます。それぞれが生きている環境は違っても、<音楽に親しみ、感じられる日々>であって欲しいと願っています。