2014.06.08
先週初め、九州は梅雨入り宣言となり、いよいようっとうしい日々が続く・・・と思いきや、確かにジメジメ、突然の雨、梅雨らしいといえば梅雨らしいのですが、わりとお天気が良い日が続き、生徒達の学校の運動会や、生徒の職場の公開保育も無事に終わり、ホッとしているこの頃です。でも、6月って、早いですね。ちょっと焦ってます(笑)色々・・・
レッスンを長く続けていると、もっと良い指導法があるのでは、もっとおもしろい、興味が湧く教材があるのでは・・・と、ピアノ講師の友人達に相談します。悩みは尽きず、生徒それぞれで、反応が違うのです。それが、個人レッスンのおもしろところで、先日のレッスンの事、同じ曲をもう何週間も温め?同じところを何回も何回も練習して、レッスンでは出来るようになっても、自宅での練習は、ただ記憶をたどり、指の動きに任せて弾くおけいこ。はてさて、どうする?そして、またレッスンがやってきました。まず、苦手なフレーズを弾いてみる。フンフン、なかなかいい調子!そこで、始めから止まらずに楽譜みて、歌ってやってみようと、数回の末、やっぱり仕上げには至らない内容に、また、来週?すると、”もう1回弾いたら、なんだか弾けそう”と言い出し、楽譜を見ながら、歌いながら、一度も流れが止まらず弾けたのです。彼曰く、”楽譜に大事な事が書いてあるから、楽譜見て弾いたら弾けた”って。その波に乗っちゃえ~と、ずっと温め過ぎていた?、バイエルの2台のピアノも弾いてみた。合わせるまでには至らなかったものの、自分のパートはとても上手に演奏出来ていました。凄いじゃない!彼の集中力と楽譜に真摯に向き合う姿勢には、ちょっとウルウルでした。読譜の力は、音楽を楽しみ、続けていく時、彼らの力になります。弾きたい曲が弾ける、ちょっと面倒くさい?譜読みを根気よくすることで、その先に自分の弾きたい曲が待ってるんだもの。
ガンバレ!