2013.03.03
今日は桃の節句。成人した息子二人の我が家は、それでも、小さいお雛様に桃の花を飾ります。夕食の献立はひな寿司・・・と、これも毎年恒例です。先日、福岡にも春一番が吹き、いよいよ春到来ですね。ウキウキします。
新年度スタートへ向けて、生徒の皆さんの成長をとても感じる今日この頃。この春、小学校入学を控えている子ども達や、進級する子ども達は、ランドセルの色からお友達の事、家族の事など、たくさんお話をしてくれます。もちろん、秘密厳守です!殆ど、大笑いしてしまう楽しい話ばかりで、子ども達の穏やかな日々を感じ、幸せのおすそ分けを頂いています。
そんな、生徒達の成長が、春を迎えるこの時期レッスンにも現れています。
まだ幼く、集中できる時間が短く、お返事もままならない子ども達も、少しずつピアノに向かって、楽譜を見ながら演奏できるようになったり・・・読譜、手の形、姿勢など、日々の練習の積み重ねの中で習得していく基本的なことが、グンと出来るようになっていく子ども達が多く、一つ学年が上がるということは、大きいことだな~と、しみじみ感じます。
私は、常日頃から保護者の方々にも、生徒の皆さんにも、読譜力の大切さを話しています。時間がかかっても、自分で譜面と格闘する?会話することは、とても大事だからです。そして、丁寧に会話した曲は、その子の曲として歌いだします。そのお手伝いをするのが私の役目です。読譜は根気のいるものですが、それが出来た時の子ども達の顔はたまりません。そして、それがピアノに向かう喜びと自信につながると私は確信しています。
年齢も、音楽も、レッスンも、それぞれの生徒達と重ねてきましたが、発見や学びなど気づきも多い日々は続きます。
さあ、春はすぐそこです。皆さんは、どんな曲、歌いたいですか?弾きたいですか?