2012.10.11
虫の声に秋の深まりを感じる今日この頃です。
先月、市の図書館主催の講座に参加しました。幼児向けのお話し会の講座です。わらべ歌を盛り込んだお話し会で、4回の講座で、実際にプログラムを立てての発表もあり、とても充実した内容でした。
息子達が小さい頃、絵本や紙芝居、そして何より童謡やわらべ歌をよく歌っていました。特にわらべ歌は、当時住んでいた大阪府高槻市で行われていた、わらべ歌のおけいこ”こひつじ会”に息子と通っていたこともあり、とても興味深く、当時を思い出しながらの受講となりました。20年近く前になりますが、今もご指導下さった先生とはお付き合いがあります。
お話会へのデビューはまだですが、私に出来る事があるのでは・・・と思いながらの取り組みとなりました。以前、息子達が通う幼稚園や小学校でのピアノ演奏のボランティアは、少々経験があるものの、また違った緊張感のある、読み聞かせとわらべ歌は、学びと喜びの時間となると思います。ちょっと、ドキドキします。
秋は、音楽会がたくさんありますが、その一つに、地域の中学校で、合唱コンクールが月末にあります。今回、2人の生徒がピアノ伴奏で出演します。ただ、諸事情で9月に入り突然頼まれた伴奏に、当初困惑しながらも、短期間で良く仕上げてくれました。ピアノが弾けるということで、毎回ピアノ伴奏を頼まれるとはいえ、時には、友達と声を合わせたいと思う気持ちもあり、今回は合唱で頑張る!と話していた中での、突然の伴奏の話。でも、2人共、自分の役割を受け止めて、頑張って練習を重ねてきました。当日の合唱コンクール、楽しみにしていますね。
保育園の年長さんのMちゃん、ぴあのどりーむ3がもうすぐ終わります。今日、4の本を渡しました。お母さんから、ピアノの練習をしていて、なかなか上手に弾けなくて途中で遊んでいたから、お母さんがその曲を一生懸命練習して弾けるようになったら、Mちゃんが悔し涙を流し、負けじとおけいこを頑張ったそうです。ホント、可愛いですね。胸キュンしてしまいました。そして、お母さんの作戦勝ちです(笑)
ピアノのおけいこは、とても地道な努力が必要です。iPSでノーベル賞を受賞した山中教授も、長い研究の中で、挫折の連続だったとか、諦めずこつこつと続けてきた・・・家族の支えに感謝・・・と。とても感動しました。何かに取り組むとき、順風満帆に事が運ぶことはまずないと思います。私自身も諦めたり、逃げ出したいこともたくさんあるけれど、3歩進んで、2歩下がって、時には、4歩も5歩も下がって、でも、続けることを止めなかったらきっと前進すると思います。
生徒達の歩みの中で、この少しずつの前進を一緒に頑張りたいと思います。そして、家族の応援も大きな力になります!
12月には、クリスマスおさらい会を開催します。とっても楽しみです。