2012.05.19
若葉が目に眩しい季節となりました。G.W.も終わり、母の日も終わり、運動会を控えている生徒達も、この陽射しに、日焼けした笑顔でレッスンにやってきます。
この春、社会人となった生徒達は、新しい環境の中、本当に良く頑張っています。”先生”となって、教育の現場の大変さ、不安、反省、準備など、学びの多い日々に、頑張り過ぎな彼女達をただただ、見守るしかありません。でも、そんな中でも、レッスンに通い、ピアノに向かう姿勢に私も応援せずにはいられないのです。そして、先生を目指す学生も、週2回のレッスンで、ピアノ・声楽・理論を学び、毎日の練習を頑張っています。
部活と勉強・色々なおけいこ事の毎日の中、ピアノの練習を毎日、そう、毎日続けることが、大事なのです。1週間、どれくらいピアノと向かい合ったか・・・音を聞けば分かります。まぁ、ドアを開けて、”こんにちは~”の声と顔で、分かります(笑)おけいこ表も、正直に色塗りしていて、凄~い!と驚くほど、毎日練習に励む子もいれば、アレ~?と驚くほど真っ白けのおけいこ表もあったりで。当然のことですが、頑張っている生徒は、曲の仕上がりも早く、音楽のお話やもう一つ深い内容に進めるものの、練習不足だった時は、宿題のやり直しに終始していまい、残念に感じます。もちろん、小さい子ども達は、気持ちのムラもあり、山あり谷ありのおけいこですが、生徒と練習のやり方、練習時間の作り方などを話したり、お父さんやお母さん方に、お家での様子をお聞きしたり、レッスンの様子をお話ししたりしながら、毎日ピアノに向かい合う時間を、作るようになって欲しいと考えています。
地道に努力する・・・簡単なことではないですが、ピアノと向かい合う時間は、自分と向かい合う時間、頑張る気持ちは、生きる力だと。少々大げさですが、楽しむ音楽には、頑張る気持ちの支えがきっと隠れていると思います。だって、頑張るって、辛いとか大変とか・・・の気持ちばっかりではないでしょう。弾けなかった所が弾けるようになった!音程がとれない音が歌えた・・・というように、ちょっとした小さな喜びが待ってて、そして、その先にもっと大きな喜びと楽しさがある・・・はず!
私も、ガンバリマス。