2012.02.01
2012年も2月に入りました。東北地方の豪雪のニュースや、インフルエンザ流行の兆しなど、一年で一番寒さが厳しい月となります。そして、3日は節分、追い払いたいイヤな出来事や、現状を少しでも上向きにしたい願い等、”鬼は外~ 福は内~”と大きな声と強い気持ちでやりたい!と思っています。
最近のレッスン・・・というわけでもないのですが、生徒の皆さんの様子でちょっと楽しい事を一つ二つ。レッスンは進度によって内容が異なりますが、ソロ曲に加え、生徒によっては電子オルガンとのアンサンブルや、2台のピアノ・4手・6手連弾を行っています。ただどうしても、たくさんの時間をかけられないので、レッスンの5分~10分で行っています。負担がないように、ソロのレベルより落として、初見やまたは、原曲に連弾用の伴奏を私が弾く・導入期の生徒との連弾は簡単な伴奏をつけたり・・・・といったものから、レッスンに同伴されるお母さんを巻き込んで6手連弾(5手連弾のときも・・・)を楽しんでいます。以前、連弾だけの発表会”冬の調べ”や、通常の発表会でも、親子連弾を取り入れたりしているせいか、生徒達に”何か一緒に弾きたい曲ある?”と問うと”やりたい!”と即答の生徒が多いのはとても嬉しいことです。先日、保育園児のMちゃんとお母さんと私で、”かねがなるよ”を弾いてみました。簡単な音なのですが、ピアノの経験がないとおっしゃるお母さんと、もみじのような手のMちゃんの間に私が入り、何度か合わせていくうちに呼吸が合って、素敵音楽が生まれました。お家では、お父さんがピアノに触れることもあるそうで、Mちゃんのやる気に拍車がかかる・・・とお母さんからのお話にとても温かい気持ちになりました。又、他の生徒達も発表会でお父さんやお母さんとの連弾の経験があり、お仕事などお忙しい中、時間を作り、一緒にピアノに向かう時間はとても貴重だと思いました。兄弟・姉妹・お友達との演奏もなかなか楽しいですよね。私も経験がありますが、姉妹との連弾は、出来上がるまで、多少のバトルがありますが、それも楽しい思い出です(笑)又、次男のヴァイオリンやチェロとのアンサンブルも、私の楽しみの一つでした。一度、長男のピアノ伴奏で次男がチェロの演奏をしたことがあります。案の定、出来上がるまで色々とありましたが、一緒に創り上げていく練習の過程から本番の緊張の演奏まで、本人達もそして近くで見ていた私も、とても楽しめました。
子ども達の成長は早いもので、ピアノに関しても「あっという間に難しい曲が弾けるようになって、もうあれこれ言えないです~」とお話されるお母さん方も多いですが、一緒に楽しむピアノもありですよ。そのためには、私、いくらでも伴奏譜書きいたします。それに、私も生徒達に「弾きたい曲ある?」と聞きながら、ホントは、私の楽しみに付き合って~いう思いも。。。。ピアノや電子オルガンを真ん中に繋がっているのがとても心地よい時間です。