2019.02.06
先日、小学校での伴奏オーディションについて書きましたが、残念ながらMちゃんは伴奏者に選ばれませんでした。
Mちゃんからオーディションでの話を聞いていると、そのオーディションはちょっと酷いなー、と思わず言ってしまいました。
まず、ピアノの椅子が壊れていて、高さの調節ができない状態でした。
身長の低いMちゃんではきちんと鍵盤に手がいかない低い位置でした。
オーディションを一緒に受けた子はMちゃんより10cm以上身長が高く、その椅子でもきちんと弾ける状態だったそうです。
さらに、曲が難しかったので、最終的に二人がオーディションを受けたそうですが、初めは6、7人が受ける予定で、音楽の先生からペダルはなしで弾くこと、と言われていたので、Mちゃんはペダルなしで練習していきました。
でも、もう一人の子はペダルありで演奏したそうです。Mちゃん、普段から普通にペダルを使っています。自分用のアシストペダルを持っています。
隣でもう一人の子の演奏を聞いていて、なんで、と思ったそうです。
もちろん、ペダルを使っていることは音楽の先生なら一瞬で分かったでしょう。全く違いますものね。
オーディションは担任の先生方も聞いていて、4人で審査されたようですが、音楽の先生以外の方にはペダルの差であるとは分からなかったかもしれません。単にペダルありの方が上手と聞こえたかもしれません。
だからこそ、音楽の先生は初めのルールと違う演奏をしたのなら、一旦止めて、ペダルなしで弾くようにしていただきたかったです。
Mちゃんは、せっかく練習していったのだから、きちんと弾きたかったし、ちゃんとしてほしかったな、と悲しそうでした。
もし、椅子が調節できなくて、その高さで届く者しかだめなら初めからそう言ってくれていれば、悲しい思いをしなくてすんだと思います。
学校ではオーディションまでピアノには触れさせてもらえなかったそうです。
そして、そんな状態の椅子でほったらかしの学校にも問題があると思いました。
学習環境、整えてもらいたいですね。
うちの教室に使っていないピアノ椅子があるから学校に寄付しようかしら、と思ってしまいます。
Mちゃん、これからも音楽会などありますが、きっと卒業までにそんなに背は高くならないでしょう。どうにかオーディションするならするできちんとしてもらう方法はないものでしょうか。
私が子どもの時には、先生のお気に入りの子がいつも伴奏を任されて、オーディションなど開催もされませんでした。私はいつもアコーディオンを弾かされました。私の意見なんて関係なく、先生の指定です。
昔も学校では嫌な思いをすることが色々ありましたが、今も仕方がないのでしょうか…
どうにももどかしくて、腹が立ちます。
Mちゃん、自分が選ばれなかったことは仕方がないと分かっていますが、普通に弾きたかったな、と言っています。学校の先生には子どもが傷付くようなやり方はしないでいただきたいです。