衣笠ピアノ教室

本日は、
ちょっとブレイク⑨。

ちょっとひといき、
（本当はネタ切れ）

ピアノや音楽に関する

お話しをご紹介します。



「荒城の月」（こうじょうのつき）

作詞　土井　晩翠（どい　ばんすい）
作曲　滝　廉太郎（たき　れんたろう）



廉太郎が「荒城の月」の作曲をしたのは

東京音楽学校の授業補佐をしていたときだった。

そのとき、学校では中学校唱歌集の

編纂をしていたため、いくつもの詩のなかから、

「荒城の月」を選び、すぐに作曲を始めた。

しかし、詩のイメージがあまりにも強いという

難題にぶつかり、悩んだ末、

昔住んでいた大分の竹田の岡城を

思いながら曲を完成させた。

曲が完成すると、夜が明けぬうちに

寝巻きを着たまま学校のピアノを弾きに

飛び出したというエピソードが残っている。



発行所　株式会社　学研研究社
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