2015.07.07
絶対音感とは簡単に言えば音が何の音か聞き分けられる能力のことです。
でもそのレベルは様々でピアノの音だけはわかるという程度から生活音全てがわかるという人までいます。
鳥の声まで何の音かもわかるという話を聞きますよね。
すごいとは思いますがそこまで必要なのかという事も言われていますよね。
でもそう聞こえるものは止めることも出来ません。
私はピアノの音だけわかるレベルです。
子供の頃、絶対音感のない先生に習った時に随分不思議がられた記憶がありますがピアノの音はドは「ド〜」と人が歌っているように聞こえます。
ドとピアノが言ってるのですから絶対間違えることはありません。
コンサートなどでは初めて聴く曲も速記力があれば音をノートに書けるのにと思うこともありますし、そんな事を考えずに一般の方のように素敵な曲ね〜と聴きたいと思うこともあります。
最近私の教室でも絶対音感がつく生徒が何人か誕生しています。
2〜3年前から幼児からレッスンを始めた生徒に行なっている和音唱のおかげのようです。
全員がそうなるという訳ではありませんし、うちの教室に来ると絶対音感がつきますよ!という確約もありません。
もちろん教えるのはピアノで音感教育をしている訳でもないのです。
おうちの方に聞いてみるとレッスンの時以外に特に家庭で音を聴く訓練などしているわけではないそうです。
生活音まで絶対音感で聞こえてしまうと弊害もあるようですが音楽をやって行く上で楽器の音がわかるのは大変役に立ちます。
そんな訳で一般的に言われているように四才くらいから始めると音感が良くなるという事実を痛感しています。
でももちろんいくつから始めてもピアノは楽しめますので安心してくださいね(#^.^#)