2021.10.19
発表会が終わり、1週間が過ぎました。
すぐには書けなかった感想を、改めてお伝えしておきたいと思います。
1部の生徒達、
本番ひと月くらい前までと比べて、大きく変化しました。
お辞儀などのステージマナーが身につき、
弱々しかったタッチにも芯が出来てきて、くっきり。
たとえ間違えても、自分の力で曲を繋げて終わる。
意地でも弾き通すという強い意志が、みんなから伝わってきました。
これまで自分の発表会で、生徒が弾けなくなり、舞台に助けに出て行ったという経験はありませんでしたが、今回はコロナでいろいろ予測不能なことがあった為、助けに出て行かなければならない場面があるのではないかと、内心不安に思っていました。
が、何のことない、
どの子も、堂々とした素晴らしいステージでした。
連弾・2台ピアノも、練習どおりに相手と息を揃えて、歌う心や拍子感のある、気持ちの良い演奏を聴かせてくれました。
その中の親子連弾には、とても温かい気持ちにさせてもらいました。
緊張の中にも親子で弾ける嬉しさを、親御さん、お子さんのどちらからも感じました。
そして2部。
ショパンの幻想即興曲やブラームスのラプソディ、他にもベートーヴェンやシューマンの楽曲を、見事に演奏。
まさに演奏会です。
豊かな響きで、1音1音とても大切に聴かせてくれました。
小さなミスやハプニングにも動じずに演奏出来たのは、まさに日頃の練習の積み重ねがあってこそ。
2台ピアノでは、何人かと一緒に演奏しましたが、練習の時からどの子のことも信頼出来ていて、安心して合わせられましたし、どのペアにも全く不安はありませんでした。
音も多く厚みがあって、2台演奏の醍醐味を味わえたと思います。
2部では、小さな頃の初舞台での姿、コンクールの演奏などが成長した姿と重なり、何度も涙が出そうになりました。
(感想②へと続きます👉)