2023.07.05
1年生の生徒さんと、
fと p の変化をつける練習をしました。
f(フォルテ)… 強く、大きく
p (ピアノ)… 弱く、小さく です。
私が見本を弾いて見せたり、
言葉でやり方を伝えたり、
手や肘を持って一緒に動かしてあげたり…
色々な方法で伝えます。
こちらの生徒さんは、私が弾く手の上に
自分の手を重ねて置いてもらって、
私の手の動きを感じてもらうのが
一番ピン!ときたようです。
手のおんぶです。
🧒「 あーっ! わかったー!
fは 手がカチっとして早く押してるけど
p は ふわんとして ゆっくり押してるー!」
良い感想ですね。
うんうん。打鍵のスピードが違うよね。😉
その後、生徒さんに何度も弾いて試してもらったら、
fと p が 自由にできるようになってきて、
とても嬉しそうでした。
曲に変化がついてドラマチックになりました。😊
お家のキーボードは、
そっと弱く押すと音が鳴らなくて、
ぎゅっと強く押さないと音が出ないそうです。
だから強弱はつけられないとのこと。
レッスンで聴いていて、
鍵盤をねじ込むように押す傾向があるのは、
そういう訳があったのですね。
お家でも、生ピアノの感触を思い出しながら
練習できるかなぁ。😉
タッチと音色の関係がわかって、
自分の思うように表現できるようになってくると、
キーボードは ちょっと物足りなくなるかもしれません。
成長していますよ。😊