2019.11.22
ピアノをやっていると、
普段の生活では あまり耳にしないような言葉に
たくさん出会いますね。
フォルテとかレガートとか. . . (楽語)
ハノンとかバーナムとか. . . (作曲家名)
曲の題名だって、けっこう知らない言葉だったりします。
例えば、今のお子さんたち、インディアンって、知らない子多いです。
「10人のインディアン」とか「インディアンのおどり」とか、
レッスン曲によく出てきます。
小さいお子さんにもわかりやすい言葉でお伝えしたり、
挿し絵をみたり、
ちょっと大きくなった生徒さんには、
自分で調べてもらったりしています。
ブルクミュラー25の練習曲より、
14番 「シュタイヤーのおどり 」を練習中の
小5○ちゃん。
(出版社によって、「スティリアの女」とか「スティリエンヌ」とか、
日本語タイトルは色々ですが。)
シュタイヤーって、
オーストリアのあんまり都会じゃない地方
の名前 ということ、
曲の中の"ヨーデル"のようなメロディのこと. . .
色々お話ししました。
側に地図を置いていなかったので、
"お家で 世界地図が見れたら、探してみて〜"
と、先週言いましたら、
ちゃんと見てくれたそう。
「ドイツの下のへんやった!」と伝えてくれました。
私も、子どもの頃も、大人になってからも、
ピアノの先生から、曲について、
色々なお話を聞かせてもらいました。
曲の背景、風景を思い浮かべて弾くと、
その曲にふさわしい弾き方になりますし、
楽しさも増しますね。